”流れ”を読む

夏のセオリーは、とにかく涼しいところ。加えていうならば、”安定的に”涼しいところがいい。涼しいところといえば、シェードを思い浮かべるが、シェードだけではなく、”流れ”も重要になる。

”流れ”は、バスにとってみれば、クーラーの風。暑い地下鉄でクーラーの吹き出し口があれば、自然と、その前に足が運ぶようなものだ。リザーバは、本来は、川だった。だから、基本的には上流から下流への流れがある。

また、水は、冷たいほど比重も高いから、暖められる表水面が動いていなくボトム付近では流れがある。明らかに目に見える流れがなくとも、チャンネルのボトム付近では流れがある。

また、ボトム付近ともなれば、ブレイクや地形変化もある。当然、シェードとなる部分もできる。シャローにシェードがあるからとはいえ、圧倒的に、そちらの方が条件がいいといえる。

その”見えない流れ”を、チャンネルから想定し、特等席に該当するような付き場を見つけ出していく。目に見えるものだけにとらわれず、そのフィールド全体の状況を総合的に捉えるようにする。

条件が厳しくなればなるほど、そういった視点が重要になってくるといえる。

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