テキサスメソッド

ウィードのアウトサイドエッジ。主に自然湖では、この時期の軸となる場所。それは、ボディウォーターの流れの場所、そして、太陽光の届くギリギリのラインを示してくれる。そのエッジラインに沿って回遊するバス。

そのライン上にあるコンタクトポイントに滞留するバス。ウィードベッド上に集まるベイトを捕食する場所としても、ウィードのアウトサイドエッジは、バスにとって都合がいい。そのエッジラインに付くバスは、その日その日の状態により異なることを考慮する。

サスペンドするバスや回遊するバス。ウィードの中に身を隠すバス。どのバスを想定したとしても、通用するアプローチ法。それが、「エッジラインへの落とし込み」だ。ディープ側に位置をとって、スピナーベイトをエッジラインに垂直に引く。

多くの場合、エッジラインは盛り上がっているから、その感触を感じて抜け出したら、送り込む。この送り込みが、タイトな落とし込みとなって、ウィードの中のバスまでも引き出してくれる。

スピナベで引きにくい水深なら、テキサスリグ。テキサスをスイミングで引いてきて、エッジラインで落とし込む。テキサスを準備するメリットは、これだけではない。ポケットやNOOKスポットを見つけた場合に、すぐに点の攻めに転じることができることにもある。

テキサスに使うのは、グラブ系の泳がせやすいものや、パドルテール系もタフな状況では使える。テキサスのスイミングというメソッド。決して派手ではないし、邪道にも映るかもしれないが、テキサスらしい、良い仕事を引き出すメソッドである。

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