バス釣りを、戦略的に実践するために、必要となる要素は、何だろうか。エリア選択、アプローチ、タイミング。おそらく、この3要素に集約できるだろう。アプローチには、スポットやルアー選択が含まれる。そして、タイミングは、時合い、間合いが含まれる
間違ったエリア選択において、正しいアプローチというものは存在しない。そして、エリア選択が正しくても、アプローチが間違っていれば答はでない。エリア選択とアプローチが正しくても、タイミングを外せば、バスの顔は拝めない。
バス釣りとは、これらの3要素を、最も確率の高い組み合わせで行うゲーム。確率の高さとは、効率の良さを示す。エリア選択は、基本知識と状況観察能力。エリア選択が決まれば、次はアプローチの選択。
バスの状態やフィールドの状態などに鑑みて、最も効率のよいアプローチを選択する。ここまでは、頭で答は出る。次からのアプローチの実践とタイミングには、それに応じたスキルが必要となる。
ジグならば、着底してからの間合い。巻物であれば、リーリング・スピード。エリア選択で、70点取ったとしても、最後の30点が取れなければ、バスは手に出来ない。最終的に、合格点を超えてくるには、このアプローチの実践とタイミングがキモとなる。
アプローチの実践、キャスティングは練習あるのみ。そして、タイミングは上手い人のペースを盗むに尽きる。それが、結果に結びつけば、いずれ、自分のものになっていく。道具の良し悪しは、次でも構わない。まずは、最後の砦、”タイミング”を盗め。