ルアーの整理をしていると、まったく登場の機会が与えられなかったものに気付く。登場の機会だけならばまだしも、その検討の場にすら乗らなかったものもある。
もしかしたら・・と忍ばせておいても、その「もしかしたら・・」が、訪れることはない。そういったルアーは一軍降格。他のものに場所を開けてもらうしかなくなる。
ルアーには、同じ種類でも、メーカーによって、それぞれ特徴がある。その違いは、パターンの選択肢としていきる。ジャラジャラとコトコトの違い。ウォブルとウィグルの違い。
若干のレンジの違いなど、それが持つ特徴は、場合分けの根拠となる。この場合では、何と何が選択肢となるか、それは、どういった違いで、どうローテションするか。それを、ノートに書き出してみる。
そのリストに登場しなかったものは再考。余計な選択肢は、時に混乱をもたらす。ルールは、出来るだけ少なくシンプルな方がいい。ルールを明確にしておけば、迷いはなくなる。
それは、自信となって強いローテーションを生む。釣れないことに、ルアーそのものには責任はない。アングラーの迷いが、ルアーの価値を殺してしまう。
たかがルアー整理、されどルアー整理。思い切った決断を、心がけよう。