ピンポイントを一点シェイクで攻めるなら、ドロップショットリグに勝るものはないだろう。中層に浮かせるためのリーダーが特徴で、もはや、バス釣り経験者で知らないものはいないだろう。
そのリギングには、フックをユニノットなどで結び、その後、リーダーラインをアイに上から通す。そういった方法を使っている人も多いだろう。もし、バイト時のライン抵抗や違和感を消したいなら、ドロッパーズループノットというノットがある。
図で説明しないと分かりにくいかもしれないが、一応、文章だけでも、解説しておく。①ラインで輪を作り、それをアイに通す。②その輪にフックポイントをくぐらせアイまで寄せる。
①道糸の方で輪を作り、ラインを中心にねじる。④そのいくつか出来るねじれの真ん中にフックを通す。⑤適当にラインの足を出して、道糸を引いて縛る。
こうすることで、道糸に直接フックがつくのではなく、直角にラインが伸びて、その先にフックがある状態にできる。この道糸から直角に伸びたラインが、よりワームの動きの制約を取り除く。そして、道糸の抵抗を抑えてくれる。
特に、ヘビーカバーを想定し、オフセットフックを使う場合などは効果的だ。ストレート系のワームであれば、よりワームの動きを自然にしてくれるだろう。タフったときの一工夫。その一手間として、覚えておきたい。