水温と状態

スポーニングの時期を迎えると、水温の変化に注意して選択する必要がある。北と南、高地、低地などで、フィールドの状況は異なる。つまり、春の訪れは変わってくる。そのために、必要なことは、そのフィールドでの時期と水温の関係。

まず、押さえたいのは最低水温。それを基準にして、パターンを選択したい。たとえば、そのプラス5℃から行動を始める。プラス10℃で産卵準備を始めるなどだ。それによって、アプローチするエリアを変える。

プラス5℃でセカンダリーポイント、プラス10℃でシャローカバーといった感じだ。また、バスの卵というのは、水温が14℃以下では死滅するという。つまり、安定的に14℃が確保できない状況での産卵は、バスにとって、非常に危険であるということがいえる。

サカナというのは、こうした自然界の状況を、非常に敏感に感じ取ることを前提にしなければならない。一匹のバスに出会えたなら、その状態と水温の関係を学び取る。それが、次への一匹に繋がる季節だ。

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