【青野ダム】ロングAで52cm

アフタースポーニングの回復期を経て、いよいよ夏に向かうという頃。水温は、まだまだ適水温領域にある。基本的な戦略としては、シャローレンジの活性の良いバスを拾っていくイメージ。動いて動いてタイミングを合わせることがポイントだ。スロープを出たところの岬。ここは2週間前にバズベイトでロクマルが出たところ。まずは、バズベイトで探っていくが、反応はない。ロングA(15A)に持ち替え、レンジを下げて狙う。岸際にキャストし、ジャークしていく。反射板が入っているので、ヒラを打っていることが目視でも判る。実にいいアクションだ。しかし、バスは出なかった。

ダムサイトに向かう岩盤エリアを流していくが、あまり岬を離れると季節柄のエリアを外れる。あまり深入りせず上流に向かう。スロープの上流側のワンドは、スポーニングエリアの出口に当たる部分にバズベイトとロングAを通していく。反応がないため、逆サイドの第二ダムを目指す。この第二ダムは、フラットとディープが絶妙に絡み合っている。そこに立木といったシャローカバーが絡むため、バスを呼び込む可能性は高い。バズベイトを通すも反応がないため、ロングAをカバー際にキャストしジャーク。その時、ルアーの横で魚体がヒラを打っていくのが見えた。かなりのグッドサイズだ。いる。そして、反応を示している。ジャークベイト系のルアーは、場を荒らしにくいために、2度3度のアプローチで出ることも珍しくない。同じ場所にルアーを落とし、同じようにジャークすると、今度はヒラを打つ魚体が見えた瞬間、ロッドが引き込まれた。

フックが外側に掛かっているのが見えたが、やり取りの内にもう一方のフックも掛かる。焦ることなく、ランディング。52cmのグッドサイズ。シーズナルじなルアーで50アップという、価値ある一匹。今回の勝因のひとつに重要なポイントがある。それは、フックだ。新しいフックに交換し、触れると掛かるような状態にしておいた。ジャークベイトは、ヒラを打った瞬間、ルアーが横を向く。そこにバイトした時、バスはルアーの背の部分にバイトすることになるが、フックが甘いとフックセットしない。刺さりが良いフックであれば、そこでフックが触れるだけで外掛かりする。今回の外掛かりは、まさにそういった状態だ。その後、上流部まで流し通すが、アタリなく終了となったが、価値ある一匹を手にすることが出来、満足のいく釣行だった。

ロッド: ドレッドノート BRDC-65MX
リール: SX3601 Ultra MAG
ルアー: ボーマー ロングA 15A

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