テキサスリグ再考

巻物に反応しないからといって、一概に、活性が低いとはいえない。特に、フィールドの状況を変えるような、流れがあったり、風が出てくれば話は変わる。

カバーの奥にいれば、際まで出てくるだろうし、ブレイクの影にいれば、その上に出てくるだろう。逆に、流れが止まり風がやめば、奥へ下へといく。大きく上下はしないにしても、カバーへタイトにつくという意味で捉える。

こうした変化に柔軟に対応できるリグがある。それが、テキサスリグだ。ただし、浮き止めゴムを使いたい。カバーに入れ込むならばゴムを下げ、フォールで誘うならば、ゴムを上げる。

シャローのスイミングも出来れば、ストラクチャーの探索も可能だ。シンカーは、あまり軽すぎると汎用性に欠ける。5g程度の重さであれば充分だろう。状況が変わったなと感じたら、テキサスリグで、チェックしてみる。

フォール中にバイトするようであれば、活性は上向きと判断していいだろう。効率の良いプラグに持ち変えるタイミングかもしれない。逆に、ブレイクなどのカバーへのタイトアプローチで、スローなバイトであれば、活性は下向き。

カバーを探索した後、ドロップショットに持ち変えてもいい。ズル引き一辺倒の使い方ではなく、リフト&フォールやスイミングを織り交ぜる。それによって、反応の違いを確認できる。何かと便利なテキサスリグ。

そして、迷ったときのテキサスリグ。状況の変わりやすい時期には結んでおきたい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)