一点のこだわり

どの道具がいいとか悪いとか、その評価が分かれるのは、当然のこと。売り方の良し悪しも関係ない。その表現が正しいとか正しくないというのも関係ない。そこにある基準は、たったひとつだけでいい。

自分が好きかどうかの基準が極めて重要だ。自分が信頼できる道具とそうでない道具。それは、おそらく高い確率で釣果に影響する。

その道具との関係がもたらす「釣れる気」が、サカナを引き寄せるといえばオカルト的だろうか。しかし、これが本当の話として、実感できる人は少なくないだろう。

釣れない雰囲気も、となりの人のアタリひとつで、一気に釣れそうな雰囲気になり、そして釣れる。道具との関係は、そのことに近い。だから、フィールドごとにあるルアー傾向が生まれる。

しかし、それは、あくまでも「気」の話。結局のところ、他人や多数の意見云々よりも、自分の信頼できるものが一番いいということだ。

だから、もし、今まで信頼できた道具よりも、今日聞いた道具の方がよく思えるなら、それも真実。周囲の意見よりも、こちらがいいと感じるならば、それも、また真実。自分がよいと思えるものを、その時々に選択する。

こだわる点があるならば、この一点に尽きる。たとえ、周囲から言っていることが変わると指摘されても、そのときは、それが真実。

自分が、そのときによいと思えるものを、その時々に選択するという点においては変わっていない。それが、また可能性の制限も取り除いてくれるだろう。

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