ワカサギをベイトとするケースなどは、水深が比較的深い場合を想定する。そのベイトのレンジにあわせるように、バスが中層に浮く場合がある。そういった固体へのアプローチには、ドロップショットのドラッギングが効果的。
ここでは、いつもどおりのリグから、少し工夫を加えて対処したい。リーダーを1m~1.5mと長めにとる。そのちょっとした仕掛けの違いが功を奏す。リーダーが長ければ長いほどキャストしにくくなる。
そのため基本はチョイナゲ+ドラッギング。魚探でベイトを確認しながら、集中力を持続させる。秋は、ヨコの動きを基本に考えるが、ドロップショットも点よりもヨコで考えたい。
あとは、マッチ・ザ・ベイトも考慮したい。秋は、比較的ベイトも成長して大きくなる。少し大きめのルアーを楽しむ機会でもある。越冬に向けて体力をつける必要がある。まさに、バスにとっても、食欲の秋。
「ヨコのレンジ」をうまく見極めてアプローチ。そのための工夫も楽しみのひとつだ。