刺激と反応の間

すべての生き物は、外部からの刺激に対して、それに反応することによって、生きている。その反応は、本能であったり経験であったりするが、刺激と反応の間に、「選択」を持つのは人間だけだ。

人間は、刺激を受けるとそれに対してどう反応するかを、「選択することができる」。そう考えると、人の生き方というのは、どういった選択を行うかに依存している。

ただ、刺激があることを待ち続けたり、刺激に対して、ただ反応するだけでは動物と同じ。主体性のある意図ある選択を行うことに、人間が人間である大きな意義があるように思う。

バス釣りという世界では、人間側が意図的に、サカナに対して、「刺激」を与えることが基本になる。その刺激に対して、欲しい反応が得られるかどうか。それが、「釣れるか釣れないか」の境目になる。

効果的な刺激のために、何を選択するか。その選択こそが、人間の知恵の部分だ。刺激と反応の間で、選択するということ。この意図ある選択を行うということ。自分は選択しているという意識が、より効果的な選択を行うことに繋がる

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