状況が変化しやすく、バスの行動が見えにくい晩秋。アプローチを段階的に行うことで絞り込む。シャローのアシをベースと考えた場合、3つのステップを基本に考えてみる。
「際、底、奥」まずは、際への落とし込みで誘ってみる。バスの活性が悪くなれば、ここでバイトがある。次に底。底でステイさせてバイトを誘う。際にまで出ているが、活性が高くない場合はこれ。
そして、最後に奥を狙う。アシが作るスポットで、目の前に落とす感じ。この3ステップアプローチは、活性の高いバスから狙っていこうというスタンス。そして、このアプローチのもうひとつの狙いは、「場を荒らさない」ということもある。
いきなり、奥にアプローチすれば、際のバスにプレッシャーを与えてしまうことになる。手前から順番に攻めることで、不必要なプレッシャーを与えることなくアプローチする。シャローのバスは、比較的釣りやすい。
だからこそ、慎重なアプローチで大切にしたい。晩秋のアプローチ。「際、底、奥」。焦る気持ちをグッとこらえて、大切にアプローチしていきたい。