待ちのメソッド

ワシントン州からオレゴン州にかけて流れるコロンビアリバー。このフィールドのは、スモールマウスがメイン。そして、ダムのような大きな門があり、その開閉によって流れが生まれるタイダルリバーだ。

スプーキーなバスを攻略するメインの戦略は、タイダルのタイミングに合わせて動くバスを狙うもの。その方法は、フィーディングエリアであるフラットに向かう駆け上がり。そこに、キャロライナリグをキャストして待つ。

そう、ひたすら待つのだ。チャンスは、そう多くはない。しかし、その少ないチャンスを確実にものにしたものだけが、キーパーを釣り上げる事ができたようだった。そのトーナメントが行われたのは、10月。

しかし、ワシントン州という土地柄、気温は朝で13度程度。日本の時期的にいえば、ちょうど晩秋の時期にあたる。確実に挙がってくるであろうエリアと時間帯。そこに確信があるなら、有効なメソッドだといえるだろう。

もちろん、待ち方は、キャロでなくてもいい。ジグを置いておいてもいいし、ジャークベイトのステイでもいい。もちろん、他のパターンは存在しただろうが、3日間同船したプロの内、勝っていたのはこのパターンだった。

今、この時期にフィールドに出れば、そのときのことを思い出す。エリア+タイミング+確信。ワンバイトを確実に獲る為の方法。一見、非効率にみえるメソッドも、状況によっては、もっとも効率的な方法となる。

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