冬といっても、コンディションによっては、バスの活性は変わってくる。晴れた暖かい日が続いた後の、風のない日などは、活性は高いとみていい。
そういったときのアプローチ。シャローのめぼしい場所を攻めるのも、ひとつのアプローチ法としてはあるだろう。しかし、ここはあえて、一歩手前。つまりセカンダリーポイントから攻め上がりたい。
そういったエリアでのバスの反応如何によって、その日の状態が見えてくることは少なくない。そこよりも、上か下か。そして、状態はいいか悪いか。アプローチの起点となりうるところ。そういったところを意識して考えていく。
そうすることによって、見極めに筋がつく。何を考えるにしても同じことだ。軸のない思考は、行ったり来たりしてしまう。その結果、行き着いたところは、望んでいたものとは違うなんてこともある。展開の起点を持ってアプローチする。
迷いを増幅させるのは、判断の基準がないときだ。たとえ、結果が伴わなくとも自信を持って判断したい。