プロセスに固執しない

今までの釣ったサカナの状況を思い出してみる。当初、事前に想定していた釣り方と場所で、釣れたというケースは、一体どれくらいあっただろうか。おそらく、ほとんどのケースが、事前の想定以外の釣れ方ではなかっただろうか。

そして、「釣る」という確信を持って望んだときこそ、形は違えど、サカナを手にしてきたはずだ。逆に、これでこう釣るというプロセスにまで、固執した場合は、どうだっただろうか。おそらく、思い通りの釣り方は出来なかっただろう。

こうした事象は、釣り以外においても言える。手に入れたい欲しい結果を思い描いたたとき、人は、すぐにそれに到達するプロセスまでを描こうとする。

そして、そのプロセスが見えないときや自信がないときに、欲しい結果を諦めたり、小さくしたりする。しかし、欲しいのは、結果であってプロセスではない。

実際に、欲しい結果を手にしたとき、当初の想定外のプロセスで同じ結果を得ることが多い。たとえば、車が欲しいと望んだとき、頭金を貯めて、ローンを組んで・・と考える。

しかし、実際には、友人の海外出張で、引き取って欲しいとお願いされるといった具合だ。こういった結果は、プロセスに固執しないで、結果に確信を持つことで、はじめて成り立つもの。

欲しい結果の実現するプロセスや方法が、全く見えないことに嘆く必要はない。結果に確信を持って、直感を信頼して行動する。そうすることで、自然と結果は現れてくる。

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