ベビーシャッド75F

ベビーシャッドといえば、発売当時に一世を風靡したルアー。野池のベイトを模倣したサイズ感ながらも、きっちりとした性能から、その後の他メーカーからの類似商品の発売が絶えない。ベビーシャッドといえば、サスペンドタイプで季節は春というのが定番かもしれない。しかし、出番は決してそれだけではない。

使う季節は、秋。バスがベイトを積極的に追う季節だ。この季節にクランクベイトのように使う。だから、サスペンドタイプではなく、フローティングタイプを選ぶ。また、サイズは75。このベビーシャッドの75Fというサイズが、ダム湖の秋のベイトサイズに対して小さすぎず丁度良く、使い勝手がいい。

基本的な使い方は、岬や流れ込みにキャストし着水と同時に一気に巻き上げる。流れ込みであれば、まさに水が流れ込んでいるところにキャストするといい。ベビーシャッドの特徴としては、水平姿勢を保ちながら潜って行くところ。その自然なフォルムと軌道が、ベイトを待ち伏せしているバスに効く。また、リップ形状がカバーに強い。岩や木などの障害物を上手く交わしてくれるから、思い切ってグリグリ巻けばいい。

ベビーシャッドといえば、春のサスペンドが定番かもしれないが、自分にとっては、今や秋の定番であり、フローティングの75こそが、ベビーシャッドである。

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