冬だからこそ

冬という季節は、バスにとって消耗の季節。基本的は、秋までに摂取したカロリーを、できるだけ温存しながら越冬しなければならない。ただ、バスは冬眠はしないので、できることなら、捕食の機会は失いたくない。

消費カロリーと、摂取カロリーのバランス。この時期、バスは、それを重視するといってもいい。できるだけ、小さな消費カロリーで、できるだけ多くのカロリーを摂取したい。消費カロリーの考え方には、「リスク」という概念も加わっている。

危険にさらされれば、逃げる必要がある。「逃げる」という行為がもたらす消費カロリーは、一辺倒では、計り知れない。安全、かつ確実にカロリーを摂取できること。そして、そのカロリーは充分であること。

この条件は、バスにとって好条件。捕食しない手はないという見方ができる。追う必要がないほどノロマ。そして高カロリー。それを演出できるのは、ビッグルアー。低水温が、それを弱らせているが、死んではいないため、新鮮さがある。

条件は、バスにリスクを感じさせないためにも、ピンスポットにダイレクトに送り込むことが必要。「願ってもないチャンスだ」そう思わせたら、勝ち。バスの顔が見れる。冬だからこそ、ビッグルアー。

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